たまたまバランバランの村に立ち寄ったところラバーンの襲撃に遭い、捕虜にされてしまう。巻き込まれたとは言え、ラバーンの謀略に立ち向かいレムルを守り抜く誠実で義理堅い青年。自分を「聖戦士」と呼んで主君に祭り上げようとしていたロブン家の騎士団に、最初は取り合わなかったものの、３話では彼らの真剣さに心を打たれる。
シオンが聖戦士と呼ばれたのは、謎のオーラ・バトラーを動かせるだけのオーラ力と、バランバランの秘宝であるサーバインを初めてにも関わらず操縦できる感性、そしてフェラリオのシルキーが彼を慕ったことにある。シオンの素質も含め、その人間性はかつて聖戦士と呼ばれドレイクと戦ったショウ・ザマを再現。

バランバランの王女。シオンに想いを寄せているらしく、よそ者の偏見にとらわれることなく心から信頼した。勇敢で芯の強い彼女は、ラバーンに対しても屈することはない。
サーバインの在り処を知る人物として、そしてラバーンが慕う相手として彼に連れ去られるが、シオンの活躍でどうにか生き延びる。
その人間性や生まれの境遇は、ドレイクの娘として誕生し悲劇の最期を遂げたリムル・ルフト。

シオンが狩りをしている時、偶然出逢った初めてのフェラリオ。理知的で落ち着いた性格で、以来シオンと行動を共にするようになる。
第1話ではラバーンに捕らわれたシオンを助け、第２話では地下洞窟でモンスターに襲われていたレムルを救うなど活躍。特にサーバインに同乗してからはショットからも注目される存在となる。

幼い頃にズワウスと出逢って以来、オーラ・バトラーを我が物にしようと暗躍する。部下のベラーナを従え、バランバランの秘宝ことサーバイン奪取のために何度か村を襲撃。その最中にシオンとレムルを捕獲した。
城の地下には、怪人ショット・ウェポンを住まわせており、オーラ・バトラーなど有益な情報をもたらすブレインとして利用する。

700年前に兵器開発などでドレイク・ルフトに手を貸した人物。曾てはオーラ・バトラーの設計者として名を馳せた。
バイストン・ウェルに機械をもたらし、地上界もろとも混乱と戦乱の嵐を巻き起こした業により、滅びることのない魂に縛られ700年間の生き地獄を味わう。肉体が滅んでいく反面、死ぬことのできない呪われた魂から逃れるため、解放されているオーラロードを逆流させ、地上に戻るか、自分自身を滅ぼそうと考え、700年前のオーラロードが開かれた状況を再生しようと、シオンやラバーンを戦わせ、憎しみのオーラを満たそうとする。
魂だけの存在であるため、千里眼を使うことが可能。

ラバーンに想いを寄せ、彼に従う女戦士。あくまでラバーンに従順なのだが、その恋心は報われることなく気付かれることもない。そのためラバーンが慕うレムルに強い嫉妬心を抱く。２話ではアリ地獄にはまったレムルの手をつかむものの、恋敵を助ける義理はないと手を離し見捨ててしまう。