聖戦士ダンバイン

Aura Machine of AuraBattler DUNBAIN

TV Series

聖戦士ダンバイン TVシリーズ

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ショウ・ザマ

(Show Zama)

  • 年齢:18歳
  • CAST:中原 茂
  • 登場:1話~
  • 性別:男
  • 出身:東京、吉祥寺
  • 搭乗機:ダンバイン(1~29話)、ビルバイン(30話~)

エ・フェラリオのシルキー・マウによってバイストン・ウェルに召還させられた日本人。モトクロッサー志望で空手経験者。仕事にも生活にもステイタスを求める両親に嫌悪感を抱いており、人の道理を貫こうとする正義感の強い青年。
ドレイク・ルフトの元にいた頃はバイストン・ウェルの真の状況を理解していなかったが、マーベル・フローズンとの出逢いによってドレイクの野望を知り、対抗勢力であるゼラーナに合流。バイストン・ウェルの平和のためにダンバインに搭乗して戦い続ける。
マーベルに惹かれており、彼女とは互いを守り、守られる存在として戦場を生き抜いて行く。またナの国の女王シーラ・ラパーナに「聖戦士」と認められたショウは、彼女から新たなオーラ・バトラー・ビルバインを与えられ、何度となくドレイク軍の野望を阻止していく。
16話で念願だった地上への帰還を果たすが、再会した両親は彼を理解しようとせず、遂には母から銃を向けられることで、自分の居場所はバイストン・ウェルだけと認識。それまでこだわっていた地上帰還への思いを断ち切る。
その後は、ショウをライバル視するトッド・ギネスやバーン・バニングスとの壮絶な戦いの中、悪しきオーラ力に付け入られ、自滅の象徴とも言える「ハイパー化」寸前ともなるが、おのれの意思と仲間の支えでそれをも乗り越え、本当の意味で聖戦士となった。最後にはバーンと刺し違えることで、バイストン・ウェルに平和を齎す。


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チャム・ファウ

(Chum Huau)

  • CAST:川村万梨阿
  • 登場:1話~
  • 身長:0.3メット
  • 体重:8キラ
  • スリーサイズ:B-0.15、W-0.106、H-0.156(※全て概算)
  • 性別:女
ミ・フェラリオの少女。ニーに入れ込んでいたため、ドレイクの娘リムル・ルフトとニーとの伝言役を担っていた。しかしショウがバイストン・ウェルに召還され、ニーたちと共に戦うようになると、ショウに付随してダンバインに乗るようになる。
ショウのオーラ力は元々強くはあったが、聖戦士としてあれほど活躍できたのは、チャムのオーラ力もプラスされたからだとも言われる。明るく快活で気分屋、他のミ・フェラリオと比べると働き者。
ショウがビルバインを手に入れた29話では、かねてから自作していたパイロットスーツを着用し始め、2度目に地上に出た33話では、訪れた小笠原基地で自分の人形や写真集が発売されていると知り、文句を言いながらも気に入って嬉しそうにはしゃいでいた。
オーラ力を共鳴させて共に戦う内にショウに想いを寄せるようになり、その結果飛び出した「やらせないよ!」(37話)は名台詞。地上戦の最後の生き残りで、彼女がこの物語を地上人に語り継いだ。


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マーベル・フローズン

(Marvel Frozen)

  • 年齢:18歳
  • CAST:土井美加
  • 登場:1話~
  • 性別:女
  • 出身:アメリカ、ダラス
  • 搭乗機:ダーナ・オシー(1、3、7話)、ボゾン(13話~24話)、ボチューン(25話~30話)、ダンバイン(30話~)
ショウの運命を決定付けた地上人。ゼラーナのキャプテン、ニー・ギブンに惹かれたことがきっかけで、ギブン家の反ドレイク組織に参加。ショウを説得し仲間に加えたのも彼女だった。
出身はアメリカで両親は牧場主。男性顔負けの行動力で戦士としても有能。ショウに次ぐ働きでゼラーナに貢献する。愛好する「禅」によって会得した沈着冷静さで、暴走しがちなショウを説得することもしばしば。しかし、その心の奥には常に篤いものを抱いている。ショウの自分への想いを知ることで、ニーへの想いは次第にショウへと移り始め、ショウが地上に投げ出され、そこから戻った際には、互いのオーラ・バトラーから飛び出して強く抱きしめあった(19話)。
自分をバイストン・ウェルに呼び込んだエ・フェラリオ、ナックル・ビーを心配しており、エ・フェラリオの指導者ジャコバ・アオンとの面会では、ナックル・ビーの罪を許して欲しいと乞う優しい一面も。
ビルバインが戦線に投入されてからはダンバインに乗り換えて着々と戦果を上げて行く(30話)。だがバーンの乗るガラバにより致命傷を受け、ショウへの本心を吐露しつつ、ショウと共にショットを討とうとして黒騎士に撃たれる。


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トッド・ギネス

(Tod Guines)

  • 年齢:23歳
  • CAST:逢坂秀実
  • 登場:1話~45話
  • 性別:男
  • 出身:アメリカ、ボストン
  • 搭乗機:ダンバイン(1、2話)、ドラムロ(3話、5話~13話)、ビアレス(24話~27話、29話~39話)、ライネック(28話、44話、45話)
ショウと共にバイストン・ウェルに召還されたアメリカ人。ボストン出身の空軍パイロット候補生。民間人でありながらあっさりダンバインを使いこなし、ゼラーナに歓迎されたショウをライバル視。ショウに及ばないながらも、次第にオーラ力を高め最後までゼラーナを苦しめた。
本来は、何事も前向きに捉える明るく快活な若者。
彼の戦士としての転機は、ジェリルらが召還された13話。特に空軍時代の先輩アレン・ブレディの姿を発見すると「ここでも先輩面されちゃたまらない」と奮起。しかしショウに敗れたことがきっかけとなり、一時は消息不明になるがビショットの配下として戦線復帰。その後はドレイクとビショットの間で着々と戦闘能力を高めていく。
地上に出てからは更に力をつけ、ついに45話ではハイパー化をするまでに成長。しかし遂に戦いの中ショウによって倒される。ドレイクはトッドの働きを認め、彼の母のいるボストンだけは攻撃しないことを決める。


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ドレイク・ルフト

(Drake Luft)

  • 年齢:43歳
  • CAST:大木正司
  • 登場:1話~
  • 出身:アの国
  • 性別:男
アの国の地方領主。バイストン・ウェルを支配するために、エ・フェラリオのシルキー・マウを捕獲して「禁」を破り地上人を召還させた。同時にオーラマシンを開発させ、その貿易により資金を調達し着々と軍備を整えていく。
同じアの国の地方領主のギブン家がそれに逸早く気付くが時既に遅く、オーラ・バトラーを使い近隣諸国を討伐支配したドレイクは、ニー率いるゼラーナ軍他の必死の抵抗もものともせず、軍事力を拡大させ、遂には戦いの場を地上世界へと持ち込む。
野望を達成するため娘のリムルすら悲しませてきたが、人間的に冷酷というわけではなく、地上で再会したリムルをいたわるなど親としての顔も見せた(47話)。しかしルーザが自分を扇動し、ビショットをも利用していると知り、戦争の首謀者としても軍人としてもすべてに決着をつけるべく最後の戦いに挑む。そして彼の最初の犠牲者であるロムン・ギブンの息子、ニーによって討たれて行く。


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ニー・ギブン

(Nie Given)

  • 年齢:23歳
  • CAST:安宅 誠
  • 登場:1話~
  • 性別:男
  • 出身:アの国
  • 搭乗機:ボゾン(22話、33話)、ボチューン(45話~)
ギブン家の長男として、父ロムンに代わりゼラーナ艦長としてドレイクの野望に立ち向かう。しかしショウがゼラーナに参加した当初は、宿敵ドレイクの娘で、相思相愛の相手リムル・ルフトの救出しか考えていなかった。そのためショウたちクルーとの対立やいさかいも絶えず、キャプテンとしての資質を疑われた時期もあった。しかし戦闘を重ね、クルーたちに支えられることで成長を遂げ、個人のためではなく大儀のために戦いに身を投じる覚悟を決めてからはキャプテンとして誰からも信頼されるようになる。
地上に出てからは、2人の女王、シーラ・ラパーナ、エレ・ハンムと共に前線で活躍。47話でゼラーナが沈められてからは、戦士として自らオーラ・バトラーを駆って軍功を上げ、最初にドレイクに立ち向かった父ロムンの遺志を実現するかの如く、遂にドレイクを討ち取って果てた。物語序盤ではリムル、マーベル、チャム、キーンから惚れられていた。


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キーン・キッス

(Keen Kiss)

  • 年齢:16歳
  • CAST:高田由美
  • 登場:2話~
  • 性別:女
  • 出身:アの国
  • 搭乗機:ダーナ・オシー(23話)、ボゾン(25話~28話、37話)、ボチューン(31話~)
アの国の地方領主であるギブン家に仕える家の生まれ。正義感が強く純粋で、ギブン家が潰された後、一族を養うためにドレイク軍に参加した父が許せず、対ドレイク戦力としてゼラーナのクルーになる。
口数が少なく、いわゆる少女らしい表現が苦手で自立心が強く、戦いにおいても足手まといになることを嫌う彼女は、その行動的な性格から、自ら進んでオーラ・バトラーに乗込み前線に出る。オーラ・バトラーが改良されコモンでも扱えるようになると、ゼラーナの貴重な戦力として活躍。しかし49話で思いを寄せつづけたニーを助けようとし、敵の戦士ミュージィ・ポーに撃破されてしまう。


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バーン・バニングス(黒騎士)

(Bern Bunnings)

  • 年齢:23歳
  • CAST:速水 奨
  • 登場:1話~
  • 性別:男
  • 出身:アの国
  • 搭乗機:ドラムロ(1話~5話、15話)、ビランビー(7話~16話)、レプラカーン(20話~25話)、ズワァース(31話、32話、35話)、ライネック(40話)、ブブリィ(42話~45話) 、ガラバ(46話~)
ドレイク軍の作戦指揮官。生粋の騎士である反面、出世にこだわり、手柄を立てていずれは国を治める立場にとの夢を持つ。故にリムルとの結婚を狙い、順調に出世街道を歩んで将来を約束されていたように思われたが、突如現れたショウが目の前に立ちふさがるようになると次第に状況が変化。更に度重なる失敗で隊長の任を解かれ、前線から外されて名誉も栄光も失い、没落への坂道を転がり落ちるように孤独で惨めな辛酸を舐める事となる。(34話)
全ての原因がショウにあると考えたバーンは、ショウを打倒するためだけに、この後、黒い鎧と兜で素顔を隠し、「黒騎士」と名乗って再び戦場に現れる。
ショウに対する深い恨みは、邪悪なオーラ力となってバーンのハイパー化を可能にまでさせる。しかし、これ以上地上に悪しきオーラ力を蔓延させまいとするエレにより、結局完全なハイパー化は阻止され(48話)、遂にはショウとの一騎打ちで刺し違える。


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ルーザ・ルフト

(Louser Luft)

  • 年齢:38歳
  • CAST:火野捷子
  • 登場:1話~48話
  • 出身:アの国
  • 性別:女
ドレイクの妻でありながらビショット・ハッタと通じる、ドレイクやショット、ビショットをも上回る野心家。その支配欲の深さと男を利用する魔性ぶりは、この戦争の元凶であると言っても過言ではない。その証拠に、ショウがラース・ワウからリムルを連れ出そうとした8話では、まだ利用価値のあるリムルを渡さないとばかりに、我が娘にすらナイフを突きつけショウを退散させた。その業故か、48話では暗殺に現れたリムルを射殺した直後、現場に駆けつけたニーに逆襲されて果てた。


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ガラリア・ニャムヒー

(Garalia Nyamhee)

  • 年齢:21歳
  • CAST:西城美希
  • 登場:1話~18話
  • 性別:女
  • 出身:アの国
  • 搭乗機:ドラムロ(11話)、ビランビー(13話)、バストール(14話~18話)
ドレイク軍の女戦士。幼い頃に父親が敵前逃亡したことで、周囲の者から蔑まされた過去を持つ。そのため周囲の者に対して決して弱みを見せず、ひたすら手柄を立てることのみを求めた。自分のオーラ力に適合させたオーラ・バトラー・バストールを与えられると頭角を現し始め、その肥大化したオーラ力でショウ共々地上へと飛び出してしまう(16話)。そこでショウを討つためだけに東京を破壊し戦ったが、仲間もなく孤独感に苛まれて、ついにショウの言葉を信じ共にバイストン・ウェルへの帰還を承諾。しかし想い半ばで失敗し、地上でその生涯を閉じた。


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フォイゾン・ゴウ

(Foizon Gow)

  • CAST:西村知道
  • 登場:12話~29話
  • 性別:男
  • 出身:ラウの国
  • 搭乗機:ボゾン(12話)、ボチューン(28話、29話)
兵士を統率するために自らオーラ・バトラーで戦闘に参加するラウ国王。駆け落ちした娘、パットフットには厳しく、彼女が娘のエレを連れて逃げ込んでも体面上冷たくあしらった。ゴラオンを建造した人物で、ジェリルに討たれる。


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ゼット・ライト

(Zet Light)

  • CAST:立木文彦
  • 登場:1話~43話
  • 性別:男
  • 出身:アメリカ
  • 搭乗機:バストール(34話、35話)、ビランビー(37話)、ブブリィ(38話)、ビアレス(38話、42話) 、ガラバ(43話)
オーラマシンの開発主任としてドレイクに従っていたアメリカ人。実はオーラ・バトラーのシステム系はすべてゼットの開発によるものだったのだが、それらを含めショットにその栄光を掠め取られてしまう。そのため地位や名誉から程遠い生活を強いられ、破損したオーラマシンの修理や整備に忙殺される。地上に出てからは戦士に志願し、自らが設計したオーラ・ファイター、ガラバで戦うが43話で無念の戦死。ガラリアとは互いに利用する存在であった一方、ゼットは彼女に惚れているような素振りも見せた。


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リムル・ルフト

(Riml Luft)

  • 年齢:17歳
  • CAST:色川京子
  • 登場:1話~48話
  • 性別:女
  • 出身:アの国
  • 搭乗機:ダーナ・オシー(22話、24話、25話)、ライネック(46話、47話)
ドレイクとルーザのひとり娘。純粋で少し意地っ張りな芯の強い少女。ドレイクが野望を抱いた時から父の所業を悲しみ、どうにか止めたいと願っていた。ニー・ギブンを慕っており、父の野望を阻止できる存在として頼りにする。そのため幾度となく城を抜け出し、ニーの元へ走ろうとする。が、その都度ドレイクの手の者に連れ戻され、自室に幽閉されてしまう。
父はリムルに対して厳格であっただけだが、母ルーザはリムルを政略結婚のための道具としか見ていない。地上に出てからはビショットに保護され、ゲア・ガリングに収容されるが、それは母がビショットと通じていたためだと知り、ひとりの女性としても母が許せなくなる。そのため一度はゲア・ガリングから脱出するものの、ニーのところへは行かず父ドレイクの元へと赴く。そして母とビショットの関係を伝え、自らはルーザを暗殺するためにゲア・ガリングに戻った。だがルーザの逆襲に遭い射殺されてしまう。


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ジェリル・クチビ

(Jeril Coochibi)

  • CAST:大塚智子
  • 登場:13話~37話
  • 性別:女
  • 出身:アイルランド、ダブリン
  • 搭乗機:ドラムロ(16話、18話)、ビランビー(19話)、レプラカーン(22話~37話)
ショウやトッドの次に召還された地上人で、シルキーが協力した最後の召還組となった。生まれはアイルランドのダブリンで、薄汚れたダウンタウンの生活に強い嫌悪感を抱いている。そのためバイストン・ウェルの戦士としての日々は願ってもないことだった。
気性は荒く、地上にいた頃はインディーズのロック・シンガーとして気ままに暮らしていた。バイストン・ウェルでは聖戦士、地上に出てからは「ジャンヌダルクの再来」として祭り上げられることに快感を覚える。しかし憎しみによる悪しきオーラ力に囚われて、37話でコモンや地上人で初めてハイパー化を体験。だが、そのままオーラ力に押しつぶされて自滅する。


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シーラ・ラパーナ

(Ciela Lapana)

  • CAST:高橋美紀
  • 登場:27話~
  • 性別:女
  • 出身:ナの国
慈愛溢れる美しきナの国の女王。だが女王としての責務に忠実で、自分にも他人にも厳しく、時には冷たい印象を相手に与えることもある。
ガロウ・ランに誘拐され「嵐の玉」に閉じ込められていたところをショウに助けられる。が、当初はその能力を見極めるために、あえてショウに厳しく接するが、彼の資質を見抜くと、以来、ショウに絶大な期待と信頼を寄せ、自国で独自に開発していたオーラ・バトラー・ビルバインを与え、聖戦士と認める。その実、心密かにショウに想いを寄せてはいるが、おのれの立場と状況から、個を超えた指導者として接し続けた。
地上に出てからは地上人を信頼し、イギリス女王とも友好関係を築く(41話)。囚われたマーベルをドレイク打倒の犠牲にすべきか迷ったこともあるが、冷酷に徹しきれずショウにマーベル救出の思いを託す(39話)。太平洋での戦闘が長引き、悪しきオーラ力が蔓延すると、バイストン・ウェルと地上双方の行く末を案じ、ドレイク軍の旗艦ウィル・ウィプスに最終決戦を挑む。そしてニーがドレイクを討ち取ったのを合図に、オーラロードを開いて戦場のすべての魂をバイストン・ウェルに送り返した。


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ショット・ウェポン

(Shot Weapon)

  • 年齢:28歳
  • CAST:田中正彦
  • 登場:1話~
  • 性別:男
  • 出身:アメリカ、カリフォルニア
機械工学者の知識と技術を存分に発揮し、地上の技術とバイストン・ウェルの技術を融合させて次々とオーラ・バトラー等を開発しドレイクに召抱えられる。だが実はドレイクに取って代わろうという野望を抱いており、オーラ・クルーザー、スプリガンの開発やミュージィの戦士起用など独自の戦力も確保しようとした。
その育ちは決して裕福ではなく、カリフォルニアに生まれたショットは両親に連れられオーストラリアに移民。そこでは学校にも行かせてもらえず肉体労働に従事する日々を送る。そのためアメリカに深い恨みを抱いており、地上に出てからはアメリカを屈服させようと画策する。その一方で戦力の乏しい自分の勢力を温存するため、ドレイクやビショットとの接触を避け続けた。
結果的には地上での戦いにより生死不明。


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エレ・ハンム

(Elle Hunm)

  • CAST:佐々木るん
  • 登場:11話~48話
  • 性別:女
  • 出身:ミの国
ミの国の王女で、本来は天真爛漫、純粋無垢な優しい少女だった。特に初めて地上人(ショウとマーベル)を見た際、「珍しくないから珍しいのです」と己の描いていた地上人のイメージと照らし合わせ無邪気にクスクスと笑っていた(11話)。しかしミの国がドレイクに侵略されてからは、国を追われ、祖父のラウ国王フォイゾン・ゴウにも冷たくあしらわれて、すっかりかつての笑顔を失ってしまう。
もともと霊力の高かったエレは、祖父の元を去ると霊力の修行のためにボンヤー山にこもった。しかしそこで母パットフットを失い、祖父まで戦争で失う悲しい運命を辿ってしまう。だがラウの国の新たな女王としてドレイクと戦わなければならない彼女は、使命のために自分に厳しく成長を遂げ、オーラ・バトル・シップ、ゴラオンを指揮し最後まで戦う。48話では悪しきオーラ力を放つ黒騎士のオーラをすべて吸収しハイパー化を阻止。しかし無理がたたり命を落としてしまう。